夢幻は脳か別次元?
ニュージーランドの物理学者が世界はコンピューターシミュレーションではないかと
言い出したりして物議をかもしている。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200801181358
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1080993.html
でも似たようなことは昔から考えられてて、例えば胡蝶の夢の例えもあるし、
なんか昔のエリファス・レヴィとか言う魔術師のおっさんなんかも、
今のこの世界は神の見ている夢なのではなんていっていたようである。
しかし、んなわきゃねーよねー、って一言って実はなかなか言いにくい。
だってそれ証明する方法がないわけなんだこれが。
コンピューターシミュレーション自体ある意味世の中再現するのが
目的だともいえる。
例えば初期のコンピュータは弾道計算のために使われたわけで。
今ではコンピュータの性能が上がったためか、コンピュータ上のあるOSで、
ほぼ忠実に別の種類のOSを起動させるバーチャルマシンなんかも結構普通に
なってきた。
JAVAもヴァーチャルマシンだし…
(セカンドライフってのもあったね。…え、まだあるの?)
変な言い方すると、脳もコンピュータである。電気信号やらで情報処理してるわけで。
しかも脳内で世界の再現が実際には起きてるのはほぼ間違いない。
我々が見ている世界の情報の97%は脳が作り出しているという説すらある。
とすると、世界の(劣化してるかどーかは別だが)再現てそんな有り得ない
ことでもないってわけだ。
それにしたって誰が何のために…ってのは気にはなるが。
もし本当にシミュレーションなら、その世界のコードにアクセスできるん
じゃないだろうか?まさにマトリックスだな…。
ある意味この世界自体を改変できるってことで…やってみたいような怖いような。
人によってはそのコード絶対渡しちゃダメなやつもいるな。
世界そのものぶっ壊そうとしたりしそう。
限定的な領域のシミュレーションで予知ができ…ないな。
複雑系の問題が発生するから、そこを対処しても将来もっと大きな問題が…
少なくとも、脳が再現している世界を操作することで自分が認識している世界を
変えることってのは出来そうだ。認知療法なんてまさにそれかもね。
記憶の改竄したら今の自分って変わるのだろうか?
変わったとして、自分や周りが幸せになれるんだろうか?
…なんていうかただ、、そうした方がいいのかな、って人もいると思う。
俺は…微妙。いい面悪い面含めて俺だからさ。
仮にシミュレーションだとして、この世は存在しているといえるのだろうか?
個人的には「存在している」と言い切りたい。
たとえシミュレーションであろうがなかろうが、どういう形であれ、
「世界は存在している」し「俺はここにいる」
ただ…仮に完全なシミュレータが出来ても、量子複製不可能定理があるので
モニターに限らずシミュレータ内の情報を物質世界と一致させるのは無理。
コンピュータ使った召喚も、モニターから美少女も出現はしないてことか…
近似的には何かを取り出せる、といえるがシミュレータ内のものと完全に同一ではない。
せいぜい劣化コピーってヤツだけど…。
それで十分って人もいるかもしれないのでなんともいえませんわ。
しかし何だな…シミュレーションなら人間くらい生き返らせるのも
不可能じゃなさそうだとふと思った。
「え、あの復活?あれ、バグだから」
バグで片付けられたら…どうなんだよそれって気分だ。
量子複製不可能定理何とかできたら…電脳空間にダイブも可能。
電脳空間に神経デバイスやらつないで、その中を動き回るとか。
ネトゲとかすごく面白くなりそうに思える。まさに「体感」なんだから
脳内の情報DLして保存しとくなんてこともできる時代来るのかな?
死んだら直前のバックアップロードして、死体から最新の情報ダンプして
新しい脳か体にインストール…情報的には一致してても、それ本人か?
意図的に脳内に別人格や記憶インストールとか…なんか悪夢でもあるな。
でも別人格くらい大体持ってるだろみんな。
…私の中に、もう独りの私がいる気が…。どっちがメインかわからなく…
なーんてのは言いすぎだけど、記憶障害と解離性人格障害併発したら
かなりヤバ気だとは思う。
俺の脳も壊れたらそうなるのかな?そして、人格Aが消滅して人格Bが
そのまま普通に生活をしたりしてたら…俺は…消えても生きてる…?
それって「死」といえるのだろうか?死って何なんだ?
いずれにせよ生き残る側は、それが「世界の」選択か、と生きる他ない。
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